秤の数字だけを見ていませんか?
問い:材料を決まった重さにまとめたいのですが?
答え:では上下限設定機能をお使いください
秤の一般的な使用方法は、計量した物の重量値を知りたい(この物は何kgあるのか知りたい)ですが、製造部門において商品の重さを均一にするには、量った重さが一定かどうかを確認したいだけなので、
1個1個重量値が表示されるだけでは確認が面倒ではありませんか。
針式の秤では、目盛板に印をつけ、針がこの値をさせばOKだとわかるようにしている方がいらっしゃいます。これなら重量値にとらわれることなく、針が印をした点をさすか、ささないかの確認だけですむので、作業が簡単になります。
デジタル秤でも上下限設定があり、上限下限の数値を入力しておくことにより、計量した値が設定した範囲より少なければLO(軽量)、多ければHIGH(過量)、よければOK(適量)とサインで表してくれます。これに出力装置を付けると、各パターンでブザーを鳴らしたり、3色のランプでお知らせしたりすることができるので、「このブザーが鳴ったら/ランプが付いたら、次の作業に入る」などと作業指示が楽になります。
またこの出力装置で機械のスイッチを入切できるので、作業の自動化(無人化)も図れます。
例えば指定の重量値になったら
・製品の充填を止める、別の製品を充填する...
・作業を終え、次の工程に移動させる、ふたを閉める、袋を閉じる...などなど
はかり。量ることの応用は皆さんのお役に立っています。
この上下限設定出力のことをメーカーによってはコンパレータ出力、リミット接点出力とも言います。
例えば指定の重量値になったら
・製品の充填を止める、別の製品を充填する...
・作業を終え、次の工程に移動させる、ふたを閉める、袋を閉じる...などなど
はかり。量ることの応用は皆さんのお役に立っています。
この上下限設定出力のことをメーカーによってはコンパレータ出力、リミット接点出力とも言います。