2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

昔の単位で量りたい!

問い:昔の単位「貫、匁」で量れる秤はありませんか? 答え:残念ながらありません。ただし... 貫(かん)、匁(もんめ)は昔の計量単位で、古式ゆかしき仕事では今も名残がありますね。 取引先の和菓子屋さんでは今も匁単位で饅頭を作ってらっしゃいます。 …

定期検査の間隔は?

問い:定期検査はどのようなタイミングで受ければよいのですか? 答え:2年に一度と覚えてください。 取引証明用に使用する秤は、検定付きの秤を使用し、2年に1度行われる定期検査を受けてください。 では初めて受ける時ってどうなるのでしょう? まず検…

簡単にできる秤の検査(業務編)

問い:秤を使い始める前に、気をつけることはありますか?(業務編) 答え:はい。秤が正しく機能するか、確認してから使いましょう。 業務でお使いになる秤は、定期的に検査をされることをお勧めします。 毎日始業前にでも良いし、毎週、毎月、ご自身で決め…

秤を使う前に。

問い:秤を使い始める前に気をつけることはありますか? 答え:はい。できれば秤の検査をしてください。 秤を使う前に、秤が表示する値は正しいか疑ってください!? そのためには重さの基準を使って秤が正しい値を示すか確認してください。 重さの基準とは、…

検定付は正確か?

問い:検定付と検定なしでは、検定付の方が正確なのでしょうか? 答え:いいえ。検定付とは正確であるという意味ではないのです。 検定付とは前述の通り、計量法で定められた基準に適合している秤であるという証明にすぎません。 だから検定なしとは、基準に…

定期検査に不合格になった。

問い:はかりの定期検査に不合格になった。どうすればよいでしょう? 答え:まず修理できないか、考えましょう はかりの定期検査については以前お話しました。 取引・証明に使用する秤は、必ず国の定期検査を受ける必要があります。 その検査に不合格になっ…

正確な秤を探したい!

問い:正確な秤が欲しいのですが? 答え:それではまず秤の目量に気をつけてください。 「この秤は正確ですか?。」 当社通販部では、よくお問合せをいただくフレーズです。 一番答えにくい問いでもあります。なぜなら秤は諸条件により狂いやすいものだから…

はかりは堅くて水平な場所が好き

問い:秤の設置のしかたで注意することは? 答え:置く場所と置き方に気をつけてください 秤は精密機械です。堅くて水平な場所に置いてください。 床は十分強度あること。じゅうたんなどの柔らかい場所の上では、正しく計量できません。 また傾いている場合…

秤に付いているあらたなマーク!

問い:はかりに正の刻印ではなく、こんなマークが付いているのですが、これは何? 答え:家庭用特定計量器技術基準適合マークと言って、検定印ではありません。 一般のご家庭で使用されることを目的とした秤を家庭用計量器といいます。 ヘルスメーターやキッ…

ひょう量と目量の関係について

問い:ひょう量はなるべく大きく、目量はなるべく細かい秤がよいのですが? 答え:おっしゃるとおりです。が、秤には限界があるのです。 秤を選ぶ目安として、ひょう量(秤の最大量)は目量(目盛)の3000倍程度で、 逆に目量はひょう量の1/3000程度を…

目量(目盛)の考え方

問い:はかりの目盛はどのように増えるのですか? 答え:目量の間を4捨5入していると覚えてください 針式のハカリは、バネの伸びに合わせて針が動くので、針が目盛と目盛の中間にある場合、 半目として計量されています。 がデジタルはそうは行きません。 …