走る測量機 東北で活躍!

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計測器を扱う「はかりやカネコ」のもうひとつの顔に測量機の販売、修理、サポート分野があります。

専門的なので詳細は省略しますが、
測量機といわれる、レベルやトラン、光波距離計をずーっと進化させるとこういう風になるというのが「3D画像解析」です。

まさに走る測量機。機材を積んだ車が、あたりを走行するだけで道路周辺の画像や地理データ(3D空間情報というそうですが)を取得!イメージ 2

その情報を元に現場にいなくても高さや面積などを画像から解析できると言うものです。
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専門外の方には???かも知れませんが、その実例が5/29のNHKニュースで放送されました。
国土地理院トプコン製モバイルマッピングシステム「IP-S2 Lite」(トプコンは当社も代理店をつとめるメーカー名です)を使用して東北の被災地計測を行ったと言うものです。

ぜひご覧ください。


参照 2011/05/29 NHKニュースより「映像で被災地の電子地図作成」(6/13現在このHPは閉じられたようです)

測量機メーカー「トプコン」のモバイルマッピングシステム紹介 HPを見る

重さで料金表示!料金はかり

Q:重さを量って料金を表示したいのですが

A:はい 料金はかりをお使いください

スーパーや小売店で「○○(商品名)100g××円」などと書いたPOPを目にします。
既にパックしてあるものもありますが、自分で好きなだけ取って重さを量るのは、なかなか楽しいものです。
たまにジャスト何百gを目指しますが、端数ゼロは結構難しかったりします。

さてこういう場面(いわゆる量り売り)で活躍するのが「料金はかり」です。
100g単位の料金(単価)を設定しておけば、量った重さと一緒に料金を表示してくれます。
はかりに電卓が付いたともいえます。最近はどこの量り売りのお店でも見られるようになりました。

計量法の改正(新検則)により、しばらくご提供できる料金秤がありませんでしたが、
この度新発売されましたのでご紹介します。エーアンドデイ社 SQ/SRシリーズです。

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それぞれ総重量、100g単価、金額を表示します。
SQ(標準型)は自分の側だけでなく、対面するお客様にも同じ内容を表示できます。
SR(タワー型)はお客様に見やすいように高い位置に表示器があります。
価格も5万~6万と値ごろ感があります。ぜひご検討ください。


量り売りに使用する秤は「検定付」で2年に一度の定期検査を受ける必要があります。この料金はかり(SQ/SR)も検定がついています。ご購入後は定期検査を必ず受けてください。


動物の体重はどうやって量る?

Q:大型動物の体重はどうやって量るのですか?

A:専用の体重計があります


「ペットは家族」といわれていますね。その家族も健康管理が大事で、体重を量ったり、最近は専用の体脂肪計まであります。ペットの体重計測については前回抱っこして一緒に体重を量る方法をご紹介しました。

今回はペット用ではありませんが、家畜や猛獣など大型動物の体重計がありますのでご紹介します。
家畜の体重を量るためには、まず体重計に乗せる方法と体重計の上で静止させることが問題でした。

そこで自然に体重計に乗れる、動いていても計量できるを解決した計量器が開発されました。

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上記は牛の体重計で1100kgまで1kgずつ量ることができます。
大きさは幅約2m・高さ90cm。1m幅の通路を歩いて渡る間に体重を計測します。

◎表示固定機能ですばやく正確な計測ができます。
◎計量台の高さが低いので、ほとんど通路を歩くような感じでハカリの上に乗れます。
◎また台のゆれを極力へらし、恐怖感、ストレスを与えません。
◎計量順に番号、重量を記載するプリンターが付いています。

300kgまで200gずつ増える対応もございます。養豚用です。
大きさは幅1.8m・高さ80cm。通路幅57cmです。
また通路をふさぐ柵を設置することもできます。
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果物の甘みを知るには

Q:果物の甘みはどうやって知るのですか?

A:糖度を調べる機械があります。驚きの機能があります。


果物のおいしい季節になりました。その魅力はなんといっても甘みですね。
甘いジューシーな果物を食べたいものです。

それでも一般に甘みは食べてみないとわかりません。
外観でわかる?見分け方もあるようですが、ハズレをつかむこともあります。
最近のスーパーでは、甘さを表示するものとして「糖度○○度」と書いたPOPが目に付きます。
この糖度は高ければ高いほど甘いのです。

ではどのようにその糖度を計っているのでしょうか?


専門家は糖度計という機械に果物の果汁を載せて甘みを調べます。
光の屈折率を利用して糖度を計測しているのです。
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しかし果汁を調べるのですから、果物は最低1個は犠牲にしなければなりません。
単価の安いものならまだしも、高級な果物を1個ダメにするのは勇気が要りますね。
しかも果物はその実がなる樹木単位で甘さが違うといいますから、1個ではすまない話です。
果物をたくさん犠牲にして果汁を計ることは、なんともったいないことでしょう。

それを解決する商品があるので、ご紹介します。

非破壊糖度計 フルーツセレクタといいます

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機械から、サンプルとなる果物に光を照射し、果物内部から戻ってくる光と対比して、
糖度と酸度を計測する仕組みです。
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あらかじめ糖度のランクを設定しておき、ランクに合わせて選別していきます。
以下のような特長があげられます。

◎測定した果実・野菜をそのまま商品として出荷できムダがでません。
◎短時間で多くのサンプルを測定できます。
◎周囲を汚さず、廃棄物も出しません。
◎果実・野菜を傷付けずに測定できますので、
 ①等級・重量別選別出荷
 ②特選品づくり
 ③出荷不可品の除去
など、さまざまな用途にお使いいただけます。

以下の果物に対応しています。他の果物の場合はご相談ください。
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なお持ち運び可能なポータブル型もございますので、メロンなど剪定前の果物の糖度チェックも可能です。
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貴社の果物の高級化のお役に立つ計測器といえます。

新検則対応も一段落で

8月末までだった、「旧検則」の秤たち。
8月いっぱいで製造終了なので、どうなるのやらと心配していましたが、
9月の下旬より各メーカーが競って新製品を投入してくれ始めました。

8月で終わるのがわかっているのに、なぜ9月になって慌てるのか、???ですが、
メーカーいわく、
思ったように新検則の認定が進まなかったことや、在庫調整に手間取ったことが原因のようです。

9月になると、当分は売るものが少ないことがわかりました。
新検則対応の秤は上記のとおり今しばらくは発売されません。
そのつなぎとして旧検則商品を大量に生産しておいたメーカーも
予定よりも早いペースで売れてしまい、在庫が尽きてしまったケースや、
そもそも新製品が9月の予告どおりにリリースできないケースなどいろいろありました。
その度にお客様にご迷惑をおかけしました。大変申し訳ございませんでした。

さて本日より10月。遅ればせながら新検則対応の秤が発売され始めます。


その第1弾として「DP-5600」をご紹介いたします。
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単体使用だけでなく、工場のラインの中にも組み込まれたり、いろいろな場面で出会う「DPシリーズ」。
なかでもDP5000シリーズは5000→5300→5500と基本を大きく変えない
マイナーチェンジを繰り返しながら、古くからベストセラーとして、多くのお客様に愛されています。

今回の新シリーズDP-5600は変わらない操作性と新しい液晶表示画面が特長です。
大きな液晶の表示画面は、見やすく、たくさんの情報を表示することができます。

例えば「ジャスト計量機能」

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指定した重量値に対して、「あと何g(Kg)か」を表示できます。
いままで電卓片手にやっていたことを、秤が自動でお知らせします。
これは決められた量(定量)を計量されているお客様には朗報です。

例えば「ランク選別機能」

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果物や野菜を重量でランク分けされていますね。それを便利にいたします。
1個載せて計量する「加算式」、どさっと載せて1個抜く「減算式」どちらも対応できます。
画面に品名、ランクを漢字やカタカナで表示できますから、視認誤差が軽減されます。
オプションの音声出力を付ければ更に便利です。

その他のオプションとして、プリンタを充実、USBメモリ装填可、充填用出力、無線通信など
広がります。ひょう量も3kg~2tまで、台部の大きさもいろいろ揃えてデビューしました。

ぜひご検討ください。ご希望の方にはカタログをお送りいたします。
以下のアドレスへお申込みください。
E-mail info@e-kaneko.co.jp

秤を買うときにご注意ください

Q:8月で旧検則秤が終了します、注意すべき点は?

A:はい、販売中止や遅延にご注意ください


前回ご案内した旧検則のはかりについてご注意いただきたいことを。
それはこれからしばらくは秤がスムーズに納品できなくなるかもしれません。

まずメーカーの都合により7月でも在庫限りで販売が終了している商品があることです。
また受注生産品の秤たちは9月を前に既に受注停止に(ご注文できない)なっているものも少なくありません。

今お使いの秤を更にもう1台。とお考えの方は、はかりや・メーカー等に聞いてみられた方が良いかもしれません。

新検則対応の後継品となる秤もデビューが遅れ気味のようです。普通なら9月から新製品が揃い踏みしそうですが、どうも11月位までずれ込みそうです。

また現行品についても新旧対応に手間取り、生産が遅れ気味で、納期がかかっています。

いずれもお早目の手配(ご注文)と長めの納期でお待ちいただけるよう、ご準備ください。
※検定品に限っての話です。

当社のHPでもこれらの情報を掲載しております。メーカーより情報が入り次第、更新しております。ご確認ください。

水産業向けデジタル台秤

Q:防水でお得な秤はありませんか?

A:はい 新発売でございます!!


錆びないステンレス製で、防水IP65の台はかりは定価ベースで11~14万円台が相場でした。
今回それが95000円(税別)で。
そんな価格破壊な台秤が発売されましたのでご紹介します。

DP-6700です。イメージ 1
計量部、指示計(操作部をのぞく)ともにステンレス製で、防水等級IP65をクリアしています。
文字高さも45mmと大きく、見やすい仕様になっています。

ひょう量/目量は30kg/10g、60kg/20g、150kg/50gの3タイプから選べます。

特にご紹介したいのは

漁業・水産用特別仕様モデルが発売されたこと


ひょう量150kgに対し、目量は100g。商品名はDP-6700Mです。
最大の特長は表示固定機能がついていることです。

活魚を計量する場合、活きがいいので秤の上で跳ねたり、踊ったりしてしまいますね。
なので秤の値がいつまでもふらふらし、時間がかかる、取引しづらいことがありましたが
ある程度同じ値を示すと表示を固定してしまう機能なので、すばやく取引に使用できます。

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なお取引に使用できる検定付きなので、定期検査も受けることができます。

この秤は当ショップで販売しています。ショップに行く